協会概要

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設立の背景

  1. ウォール街的価値観(企業は商品であり清算価値に過ぎず、最長でも5年で成果やExitを求める)とは別に、多様な価値観のあり様の実践の一つとして、日本的心性ともいえる老舗的価値観(企業は社会の公器であるがゆえに永続性を願い、社会環境との調和に配慮しながら健全で長期的な繁栄を求める経営 = 社会資本としての老舗精神)を提唱し、グローバル化とは地域化のことであり、地域の公益追求こそが最善の結果を生むことを示したいと思います。
  2. 世界一の老舗大国の務めとして、現代の老舗精神Spirit of SHINISEとその具現化であるグローバルNORENを世界へ発信していきます。
注:
  1. 日本において創業百年以上の企業は約2万1千社、千年を超える企業は8社(創業千年を超える企業は他にオーストリアに1社)で、日本は世界屈指の老舗大国といえます。(出所:東京商工リサーチ、En Wikipedia)
  2. 明治維新と世界大戦という大事件を経てなお多くの企業が存続しているという事実は、島国や鎖国という地政学的条件を勘案しても奇跡的であり、日本人の心性に「企業は次代に継ぐべき価値あるもの」という特別な思いがあるのではないでしょうか。
  3. 社会資本Social Capitalは、道路、学校、病院、公園などの「社会的インフラ」というハード面と、人と人、人と組織との間にある、信頼、規範、ネットワークなどの「間柄の絆」というソフト面があり、ここでは両方の意味を兼ねて使用しています。また、社会資本と老舗の関連性も十分に考えられます。

名称について

名 称 一般社団法人Spirit of SHINISE協会
英文名
ロ ゴ
    注:
    1. 名称は、老舗というかたちになる前の、その精神をダイレクトに表し、社会資本としての永続性を解き明かし分かち合う仲間たちの志を込めました。
    2. 世阿弥や西鶴の言うように、「老舗」とは、「仕似せ」=基本理念であるとすれば、基本理念=企業DNAであり、企業DNA=「仕似せ」であると申せましょう。

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